ジョンでーす!
今回はふなばし三番瀬環境学習館の企画展「あな」をご紹介しまーす。
タイトルがシンプルに「あな」
ポスターも「あな」だけ。
これはもう、潜入するしかありません。
企画展「あな」へ行くときはあなを通ります。
深淵を覗く時深淵もまたこちらを覗いているかのように、我々もあなに覗かれているのかもしれません。
と、ここでジョンメモ-
企画展「あな」は、
『生きものがあけた「あな」、生きものの「あな」を入口にふなばし三番瀬海浜公園で見られる生きもののことをもっと知ってみよう!』というコンセプトで、生体展示、標本、動画などの展示を楽しみながら学べる企画となっています。
では早速入口近くの「生きものがあけたあな」から見てみましょう。 こちらのコーナーでは、様々な場所の様々な生きものが開け「あな」の写真が丸いパネルとなっていて、そこをめくると「あな」の正体が分かるからくりとなっています。今回はふなばし三番瀬環境学習館の科学コミュニケーターである小澤さんから解説を頂きました。
どれどれ、ワタシもチャレンジを。
干潟で見かける2つ並んだあな、誰があけた穴でしょう。
あー。なるほど!アサリでしたか。
へー。こんな風にあな開けるんですね。
パネル展示ではこの他にも「アカエイがいたところ」や「ツメタガイのなかまが食べたあと」や「ミヤコドリがたべたあと」など17種類の「あな」が展示されています。
もちろん、ふなばし三番瀬環境学習館ならではの生体展示もあります!
こちらは砂を食べながら掘って進むニホンスナモグリさんの巣穴。
…ってあれ。見えませんね。
…と思ったら、側面で掘り掘りしていました。
意外と大きい!
生体展示はニホンスナモグリの他には「コメツキガ二の巣穴」も覗けちゃいます!
あらゆる角度から楽しませるふなばし三番瀬環境学習館の企画展は壁面もぬかりなく。先ほどのニホンスナモグリさんの巣穴と、アナジャコの巣穴が比較できます。
短い方がニホンスナモグリさんのあけたあな、ながーーーーい方がアナジャコさんおあけたあな。
食べるものや生態によって掘られる穴の形も違うってことが学べます。
これ、是非ご覧下さい!
さあお次は「生きもののからだのあな」コーナーです。
さまざまな生きものにある「あな」を見ることが出来ます。
こちらは、三番瀬でも見られるスズガモの嘴。
先端に無数のあなが空いていていますが、なんとこのあなには神経が通っていて砂の中から餌の貝を探し当てることができるとか!
すご!このあな有能!
こちらはコメツキガニ。なんと目をしまう為のあながあります。
こちらは拡大鏡でしっかりと見ることができます。
このほかにも「タコのろうと」や「ウニの殻のあな」「昆虫の気門」など、なるほどなあながたくさん観察できます!
そしてお楽しみはこちらの動画!「穴ほり万才」!
干潟であなを掘るためのノウハウが詰まったヒジョーにためになる動画です!
何周でも見られます。
*掘った穴は必ず埋めましょう
いかがでしたでしょうか?企画展「あな」。
ご紹介しきれなかった「あな」の数々は、是非皆さまの目でご確認くださいませ♪
【企画展「あな」概要】
<開場>
ふなばし三番瀬環境学習館
<開催日時>
2024年11月23日(土・祝)~2025年2月16日(日)
9:00~17:00
*休館日
11月12月 毎週月曜日
1月2月 毎週火曜日(月曜日が祝日の場合は水曜日)
12月30日~1月3日
2月27日
<料金>
有料スペース利用料のみ
一般 400円
高校生 200円
小中学生 100円
市内在住・在学の小中学生 無料
未就学児無料
詳細はこちら→企画展「あな」|ふなばし三番瀬海浜公園・ふなばし三番瀬環境学習館